コレ!って決めたらとにかく繰り返すべし
宅建士試験に限った話ではありませんが、試験対策においてはこの「繰り返す」という行動こそが最大にして最強の勉強法だと常々思っております。
どんなに評判のよい参考書でも合格者を多く輩出している通信講座でも一緒なんですが、教材を何周も繰り返して頭に刷り込むことで、その教材の持つポテンシャルが最大限に発揮されますが、一回こなしたくらいではその効果は微々たるものと言えます。
まぁ中には「参考書を1回だけ読んだだけで宅建に合格したけど何か?」って方もおられるかもしれませんが、そういうのは尋常じゃない記憶力の持ち主か、4択を7割勘で正解した色んな意味で「持ってる」人の話なので、ハッキリ言って参考にしちゃいけません。
管理人も含め凡人は凡人らしく、ひたすら繰り返すことで習熟度を上げることが出来ますので、この繰り返すという行動は必ず心掛けるようにしましょう。
とまぁ、こう書いてしまうと記事が終わってしまいますので、もう少し掘り下げて、この「繰り返す」行動を効果的に行うためのポイントを2つご紹介したいと思います。
身の丈に合った教材を繰り返す
冒頭で繰り返せばなんとかなる感じで書いておりましたが、「何を繰り返すか?」という点も試験対策において非常に重要な要素となってきます。
例えば、初めて宅建士の学習をする方が、いきなりゴリゴリの答練中心の講座を受講した場合、繰り返すことで多少の効果は生まれるにしても、基礎知識がない状態だとハッキリ言って苦痛以外の何モノでもありません。
なので、初学者の方は基礎固めが十分に行えるもの、基礎の出来てる学習経験者の方であれば自分に足りていないものを分析し、それらが補えるものをチョイスし繰り返し学習を行うようにしましょう。
繰り返すタイミングによって記憶効果は変わる
よく口コミ系サイトなどで「○○の参考書を買いましたが、何回くらい繰り返せば合格出来ますか?」という質問を見かけますが、人によっては2回で入れる場合もあれば、10回繰り返してもダメな場合もあります。
ただ、この繰り返す回数については、1度記憶してから次に記憶するまでの期間が短ければ短いほど記憶効果としては高まると言われております。
一番ベストなのは、その日に学習したことを次の日に復習することで前の日に覚えたことが記憶として定着しやすいと言われてます。
なので、最初のうちは学習時間の半分くらいは復習にあてるようにし、慣れてくれば復習の量を増やす、復習の間隔を延ばすといった形で対応していけばよいかと思います。
なお、この辺の話は「「忘れる」メカニズムを理解して復習の効率を高めよう」の記事で詳しくまとめてますので、あわせてチェックしてみてください<(_ _)>