忙しいサラリーマンのための勉強時間の作り方
サラリーマンの方であれば1日のうち、机に向かって勉強する時間というのはせいぜい2時間位だと思います。
毎日2時間をコンスタントに勉強出来れば「宅建士の合格までに必要な勉強時間と勉強開始時期は?」の記事でもご紹介している通り、5ヶ月あれば試験に合格できるレベルまでは学力を上げることができるでしょう。
ただし、働いていれば残業が続く期間、土日も仕事になることなんてしょっちゅうあり、机に向かって勉強する時間が取れないことはザラにあると思います。
このような状況を加味すると、いかにして机に向かって勉強する時間以外の時間を勉強にあてれるかがポイントとなってきます。
よく通勤時間を勉強にあてることを例に出されることが多いですが、もう少し掘り下げてどういった時間を勉強にあてることができるかを管理人の実体験をもとにご紹介したいと思います。
日々の中で捻出することが出来る勉強時間
日中は仕事をしているという前提で、朝起きてから夜寝るまでの間で勉強にあてることが出来る場面をまとめてみました。
※一応、机に向かって勉強する時間は除いてます。
試験勉強が出来る場面 | 勉強時間 |
①:朝起きて出勤するまでの間 | 30分 |
②:通勤/帰宅時の電車/バスに乗ってる時間 | 60分 |
③:お昼休みの時間 | 30分 |
④:寝る前のベッドの中 | 10分 |
まぁ、寝る前の時間に関しては、経験上、本を読みだした瞬間落ちしてしまうことが多かったので10分持てばいい方だと思いますが、残りの時間を足せば大体ノルマの2時間は捻出できる計算になります。
ただし、あくまでこれは管理人の例なので、特に②に関しては人によっては全然時間が取れない方もおられると思います。
そこで、②の通勤時間が取れない方のために、管理人が実際に行っていた裏ワザを紹介したいと思います。
具体的には以下のような行動を取ればスキマ時間の大幅アップが可能です。
※管理人の奇行も混じっているため、参考になる方は実践してみてください^^
これは、たまたま管理人がそういう状況だったということもありますが、電車であれば快速や急行で通勤する場合は、あえて少し早めに家を出て各駅停車の電車に乗り通勤時間そのものを延ばすようにしてました。
さらに欲が出てくると「各駅停車の電車+座って勉強したい!」という感じに行きついてしまい、わざわざ確実に座れる駅まで逆方向に行ってから会社に通うといった行動を取るようなことまでしてました。
※もう会社に行くのがもはや目的ではない状況www
もちろん行きも帰りもだったので、電車の中だけで1日に2時間以上は勉強時間の確保が可能となっておりました。
帰宅途中の電車内での勉強がかはどってしまった場合、家に帰ってからだと風呂→ご飯とインターバルが空いてしまいせっかくの勉強脳になっているところに水を差してしまうことになってしまいます。
そういう場合は、まっすぐ家には帰らずに駅近くの喫茶店にそそくさと入店し、キリがいいところまで勉強するといった行動を取ってました。
ノリまくっている時はコーヒー1杯で3時間近くいたこともあり、店員さんに冷ややかな視線を送られたことも今となってはイイ思い出となってます(笑
特に管理人の場合は、家で勉強するのが苦手(というよりは家は誘惑が多い)であったため、家の外にいる時間の中でほとんどの勉強時間を作っておりました。
作り出した勉強時間をどのように有効活用していくか?
ご紹介した勉強時間の作り方を駆使すれば、机に向かう時間以外に勉強時間を確保することが可能となりますが、この勉強時間をどのようにすれば効果的に使うことが出来るかという点もサラリーマン受験生にとっては重要な課題となります。
試験対策においては、大別するとインプット(読む/見る/聞く)とアウトプット(主に問題を解く)に分けることが出来ますが、どの場面でインプット/アウトプットするかを決めておけば効率よく学習を進めることが出来ます。
具体例として、先ほどの裏ワザ①②+自宅での勉強時間を踏まえてそれらを当てはめてみましょう。
試験勉強が出来る場面 | 勉強内容 |
通勤電車(行き) | 暗記モノのインプット中心に学習。講義付き講座で試験対策をされている場合は、スマホで講義を視聴するのが有効 |
通勤電車(帰り) | 通勤電車(行き)の続き |
寄り道(喫茶店) | 演習問題などを中心にとにかくアウトプットを行う。試験直前期であれば、予想問題集、時間を計って過去問を実施などがベター。 |
自宅(机) | 喫茶店での演習トライアルでの間違ったところを中心に復習、知識の再整理を行う。 |
もちろん、学習の進み具合や時期に応じて勉強する内容やその配分は変わってきますが、1日の中でインプットとアウトプットを織り交ぜながら学習を行うと、記憶の定着もしやすくなりますので学習効率も高まります。
まぁ、これはほんの一例とも言えますので、「どこで何をするか?」については、アナタの捻出できる時間/場面と勉強の進み具合に応じて計画してみましょう。